電気めっきの場合、電気を流すと素材にめっきが析出します。無電解めっきの場合、金属やセラミックなどを水溶液に浸漬して、化学反応によってめっき皮膜を析出させています。
高硬度、高耐食で均一に析出する無電解ニッケルめっきは、以下の理由によって、自動車部品、電子部品、精密機器などに広く使用されています。
電気めっきと異なり、電流分布の影響がないので、複雑な形状の部品に均一にめっきできる。
セラミック、プラスチックなどの電気を通さない部品や、各種金属素材にめっきできる。
めっき皮膜中にリンやホウ素を共析させることができるので、硬度、耐摩耗性、はんだ付け性など、目的に応じた機能を持つ皮膜を作ることができる。
工業的には、次亜リン酸塩を還元剤に用いた無電解ニッケル‐リン合金めっきが広く普及しています。
皮膜組成の違いにより、様々な性能を得ることができます。
ご希望の性能をもとに、前処理から後処理まで全プロセスを迅速にご提案いたします。
ご要望に応じて、最適な無電解ニッケルめっき液とトータルプロセスをご提案いたします。
国内外のめっき外注先もご紹介いたします。
耐食性・耐薬品性・安定性に優れる
耐食性・作業性・光沢に優れる
熱処理なしでも高硬度を実現、高耐摩耗性
濃い黒色、低反射で、光吸収性能が高い
PTFE複合めっき:摺動性・撥水性・離型性に優れる/炭化ケイ素複合めっき:耐摩耗性・硬度に優れる
製品のご提供だけでなく、技術指導・施工業者のご紹介もいたします。
こんなものを作ってみたい、奥野製薬工業はあらゆる素材とご要望にお応えします。
少量試作、カスタムメイドな商品づくり、量産を見据えた製品設計など、
表面処理に関するお困りごとは、奥野製薬工業にお任せください。