アルミニウムは軽量で、耐食性および強度に優れるため、電子機器、スマートフォンなどに広く利用されています。
一般的に、デザイン性・意匠性向上のためにアルミニウムを染色する場合、有機染料が使用されています。これらの染料には染料分子を安定して結合させるために、錯体としてクロム、鉄、ニッケルなどの重金属イオンが含まれています。 従来の製品には一部で耐光性向上や色調の安定のために、錯体に三価クロムが用いられていました。
当社はこのたび、環境と人にやさしい製品として、重金属フリー染料、TAC染料GRシリーズを新たに発売しました。
環境対応型カラーアルマイト染料、TAC染料GRシリーズは、クロムなどの重金属を用いていないアルミニウム陽極酸化皮膜用の有機染料です。当社の代表製品であるTAC染料の性能を保ちながら、アルミニウムに対して優れた染色性を発揮します。 当社は、アルミニウム用に、ホウ素、リン、硝酸、フッ素を含有しない環境対応型の前処理プロセス:トップグリーナルプロセス も取り揃えております。
当社は、アルミニウムのプロとして、アルミニウムの前処理剤から後処理剤まで、アルミの質感改良も含めてアルミニウムの表面処理をトータルプロデュースいたしますので、お気軽にご相談ください。