脱脂製品名 トップアルクリーンシリーズ, トップグリーナルクリーン100
表面の油脂、汚れを取り除きます。リンやホウ素を含有しない、廃水処理への負担が少ない環境配慮型の脱脂剤、トップグリーナルクリーンもラインアップしています。
アルミニウムは軽量で加工性、電気伝導性、熱伝導性に優れ、非磁性であるなど、様々な特長があり、身近なものから航空機、医療用電子機器まで、幅広く用いられています。
中でも、アルミニウムの美しさに多彩な色を施したスマートフォンやパソコンなどには、デザイン性が求められており、奥野製薬工業はアルミニウム陽極酸化皮膜の染色・着色(カラーアルマイト)で、アルミニウムの染色・質感改良・色調についてあらゆるご提案をいたします。
表面の油脂、汚れを取り除きます。リンやホウ素を含有しない、廃水処理への負担が少ない環境配慮型の脱脂剤、トップグリーナルクリーンもラインアップしています。
主に水酸化ナトリウム水溶液で、表面の加工変質層、自然酸化皮膜などをエッチングし、除去します。
化学研磨で光沢を与えたり、つや消し(梨地, サテン)調の外観にします。フッ化物やリン酸を含有しないトップグリーナルシリーズもラインアップしています。
アルミニウム合金中に添加された元素(銅、亜鉛、ケイ素など)などのスマットを除去します。硝酸を用いず窒素規制を受けないスマット除去剤、トップグリーナルデスマット400もラインアップしています。
主に硫酸浴で陽極酸化します。無色透明な多孔質層(ポーラス層)が形成され、その酸化皮膜にはナノオーダーの緻密な微細孔(ポア)が形成されます。
非貫通穴(ネジ穴)の存在やプラスチックなどとの複合材料などの場合に起こる酸(陽極酸化浴の硫酸)の染み出しによる色ムラやタレ状の染色不良を防止します。
染色液に浸漬することで、染料成分が微細孔(ポア)に浸透し、吸着します。
なお、染色液の消泡剤であるTACアンチホーム、かび防止剤のTACカビコロン-3、pH緩衝剤のTACコントローラーPH-5HSなどもご用意しています。
また、染料の耐光性向上剤として、TACスタビライザー, TACサンブロック88もラインアップしています。
ポアの内部でアルミ酸化物が水和、加えて入口付近では水酸化ニッケルが沈着し、染料を閉じ込めた状態で、ポアが塞がり、耐食性を向上させます。
封孔液は酢酸ニッケル系封孔剤が一般的です。ニッケルを用いないニッケルフリーの封孔剤、トップNFシールS-205、トップNFフィックスF-25などもラインアップしています。
封孔後の粉吹きを防止したり、摺動特性、潤滑性、耐食性を向上させる製品もご用意しています。
技術紹介:「アルミ表面処理が選ばれる理由」もあわせてご覧ください。
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