現在は、電気自動車(EV)やeEVだけでなく、ガソリン車においても、カーナビ、ETCシステム、 ドライブレコーダーなどのさまざまな電子機器が搭載されています。 電子機器は、さまざまな電気製品や電子機器から発生する電磁ノイズの影響で、 故障や誤作動を生じる可能性があります。
高周波電磁波は、銅やアルミなどの電磁波シールド材で反射させることができますが、 モーターなどから生じやすい低周波電磁波は遮断が難しいことが課題となっていました。 当社は、低周波電磁波のシールド層に用いられるニッケル-鉄合金めっき向けの添加剤を新たに開発しました。
トップフェニックLFSは、低周波(磁界)対策に使用される電気ニッケル-鉄合金めっき用の添加剤です。 従来の添加剤には、ニッケルと鉄の合金比率がばらつく、また、めっき液を長期間使用すると、 3価の鉄が沈殿するという課題がありました。
当製品は、幅広い電流密度で、ニッケル80wt%、鉄20wt%の安定した合金比率が得られます。 トップフェニックLFSは、自動車のインバータ、センサー、モーターや非接触給電の開発に最適です。