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技術資料

トップフードテクノフォーカス

第3号

●最近の食物アレルギー事情とその対策
-健全な食生活の構築のためのアレルゲンの網羅的解析と表示の必要性-

京都大学大学院 小川 正

多くの小児にアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の原因物質として日常摂取する食品の成分としてのタンパク質が関与している。また成人では、食物アレルギー以外に口腔アレルギー症候群(OAS)やラテックス?果物症候群と呼ばれる新しいタイプのアレルギー疾患と診断される患者の増加も注目されている。タンパク質が人の免疫系を刺激してIgE抗体の産出を誘導して、?型(即時性)アレルギーを惹起する事が明らかにされててきた。食物アレルギーの現状と表示義務の背景、我が国における食物アレルギーの実態、植物性食品素材由来のアレルゲンと問題点、大豆を例としたアレルゲンデーターベース化と低アレルゲン、タンパク質の網羅的解析とアレルゲンの特定・帰属、アレルゲン欠格大豆などについて述べる。

●現代の食品の問題点

食品研究部 耕西 正章

国内食品の需給率バランスが取れていない日本においれは加工食品の占める割合は今後増加傾向になる上、ライフスタイルも変化する中で、安全な食品という情報提供が消費者に十分される必要性がある。安全な食糧を供給し続ける上での食品表示は、消費者の正しい食品添加物への理解と製造業者の正しい用法そして、行政の食に対する取り組み姿勢管理が今後重要な課題となる。

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